滋賀県湖西エリア・比良にあるアロマリラクゼーション&自然療法サロン「ひらのはなれ」店主の日誌

去年の夏にやって来た10羽のヒヨコたち。
弱い子たちは、次々に亡くなり
残ったのは4羽。

その内、3羽はイタチに襲われました。
唯一生き残った雌のヒヨコ。
はなれちゃんと命名された彼女は
元々小さくてひ弱なヒヨコでした。
足元もふらついて、他の3羽と比べて明らかに小さく
この子もダメかもしれない・・・と何度も感じる瞬間がありました。

1羽になり、餌も独占状態ですくすく育ち
見た目には丸々太った雌鶏に。
201506191047395df.jpg
人なつっこく、出かける時も戻って来た時も
小屋からこちらをじっと見つめたり
20150619104740898.jpg
小屋から出してもらっている時には、駆け寄ってきてくれたり。
言葉が伝わっているのかと思うくらいの仕草をします。

ひとつ気になること。
それは
大きくなったのになかなか卵を産みません。
もう十分に、成長して産んでもよい月日が経っているのに。

ある日、急に弱って動きが鈍くなりました。
動物病院へ連れて行って診てもらいましたが
次の日の夜に息を引き取りました。

お医者さんに言われました。
ひどく痩せていると。
普通の雌鶏の3分の1ほどしか体重がなく
羽ばっかりで、筋肉がほとんど無い。
これでは卵も産まないはず。
産まれつき小さくて、弱かった子が
今生きていることが奇跡です、と。

気づいてあげることができなくてごめんねの気持ちと
ここまでよく育ったことにありがとうの気持ちと。
いなくなってしまった寂しさと。
色んな気持ちが入り混じって、久しぶりに泣きました。

そしてあらためて思いました。
いのちあるものはいずれ死を迎える。
私も、お腹の子も。
確実に死に向かって生きている。
1日1日を大切に精一杯で生きていこうね、とお腹に語りかけました。

2015.06.19 / Top↑